馬居教育調査研究所 人口減少時代における教育課題を求めて

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UER Laboへようこそ

人口減少時代における教育課題を求めて

所長あいさつ

馬居教育調査研究所(通称ウェルラボUER-Labo) は、2015年4月、「人口減少時代における教育課題を求めて」のテーマを掲げて開設されました。開設の目的は次の三つの「創る」です。

 1. 現場に問いを求め、ジャンルを超えて答えを創る。
 2. 現場を担う人たちの表現の場を創る。
 3. 一人ひとりの力を広げ結ぶ再構築のネットワークを創る。

少子化、高齢化が進み、いよいよ人口減少が始まりました。これまで経験したことのない大きな社会の変化を、私たちは目の当たりにすることになるでしょう。人口減少をどう乗り越えていけばよいのか、誰も処方箋を示してはくれません。私が18年間の議員生活の中でいやというほど味わってきたのは「政治家は本当のことを言わない」ということです。誰もが次の選挙を見据え、国民の嫌がる真実を語ろうとはしません。福祉も医療も教育も、このままいけば破たんすることは火を見るより明らかなのに、です。

ウェルラボ(UER-Labo)は、恐れず真実を発信してまいります。不可能と思われる夢の実現に向けて挑み続けるドン・キホーテのように。私には、滑稽に見えるほど真剣なその姿は夫のディレクター・政幸の姿と重なります。しょうがない、私がその支えになりましょう、これからの社会を少しでも良い方向に向かわせるために。

馬居喜代子

馬居政幸プロフィール

学  歴

1968年4月 東京教育大学教育学部教育学科 入学
1973年3月        〃       卒業
1973年4月 東京教育大学大学院教育学研究科
         修士課程(教育社会学専修)入学
1975年3月        〃       修了
1975年4月        〃    博士課程入学
1979年3月        〃    単位取得満期退学

職  歴

1979年4月 静岡大学教育学部講師
1983年4月 静岡大学教育学部助教授
1994年4月 静岡大学教育学部教授
2015年3月 定年退職
2015年4月 静岡大学名誉教授
2015年8月 馬居教育調査研究所を開設

所属学会
日本教育社会学会日本子ども社会学会
日本生涯教育学会 日本生活科総合的学習教育学会
日本社会科教育学会 全国社会科教育学会
日本公民教育学会  
社会的活動

プロフィール的同時代史

顧問のみなさま

  • 角替弘志
  • 林のぶ
  • 谷川彰英
  • 望月重信
  • 宋在鴻
  • 菅野文彦
  • 大槻明子
  • 鶴巻茂
  • 李明煕
  • 池野範男
  • 吉田豊香
  • 土屋武志
  • 磯山恭子
  • 西本裕輝
  • 与那嶺涼子
  • 佐本マリ
  • 松永由弥子
  • 佐藤久美子
  • 渡部和則
  • 山田知佳

ディレクターよりUER Laboの調査・研究・教育・学習活動へのご案内

 UER-Laboは、「UER-Laboへようこそ」に続いて、「徒然なるままに」、「調査研究の部屋」、「馬居家の食卓」、「アーカイブ」の合わせて5種の「部屋」によって構成されています。それぞれの特色と参加・活用の仕方を案内します。

 所長が「ごあいさつ」で述べましたように、UER-Laboでは、「人口減少時代における教育課題」を問う調査研究プロジェクトを、研究同人とともに次々と立ち上げています。研究員の育成のために、さまざまな教育・学習機会も企画・実践しています。その意図や進行状況を綴るのが「徒然なるままに」です。さらに、今後はUER-Laboのコンセプトにシンクロする時事ネタや流行現象に対しても、積極的にコメントしていきます。

 このような調査研究プロジェクトの成果を公開するのが「調査研究の部屋」です。この部屋は、「生きる場の今と未来を問うことから」、「学校と教師の可能性を求めて」、「男女が共に担う家族と社会の条件は」、「東アジアの民として」、「人口減少時代に備える市民協働のまちと ひとづくりのために」という五つのテーマの部屋に分かれます。それぞれの部屋には調査研究を進めるための3~5種の小テーマの記録棚が用意されています。

この五つのテーマ(部屋)は並列ではなく有機的に結び合っています。 スタートの位置にあるのは、「生きる場~」です。この部屋では、人口減少時代の教育課題の全体構造を明らかにするための調査研究を行います。次に、「学校と教師~」、「男女が共に担う~」、「東アジアの民~」という三つの領域(部屋)において、課題解決のための調査研究を展開します。そして、その成果を総合する場として、「~市民協働のまちと ひとづくり~」の部屋を基点に、実証調査や理論研究の制約を超えて、様々な現場で活躍する人たちとの協働により、日常の生活世界の再構築への処方箋づくりに挑みます。

 「馬居家の食卓」では、妻(所長)と私(ディレクター)と4人の子どもたち、そして子どもたちが創る新たな家族との語らいから編まれた人口減少時代に備える座談の記録を連載します。さらに、静岡大学馬居研究室で巣立った学生の皆さんが、代々卒業時に発刊してきた『人として』を順次PDF版にして復刊・掲載します。90年代からほぼ毎年実施してきた韓国研修の記録も掲載します。昭和から平成へと移り変わる日本社会で生まれ育った男女が読み解く日本と韓国の子ども社会の記録を楽しんでください。あわせて、UER-Laboにおいても、研究同人による『新・人として』を季刊誌として発刊しますのでご期待ください。

 このようにUER-Laboでは、厳密な実証研究の論議、個別具体的な学校・教室の問題解決、家族関係やまちづくりの相談事業、そして気楽なおしゃべり広場など、さまざまな企画を提案します。UER-Laboの研究成果をふまえての新たな調査・研究・企画のアドバイスや出前講座の要請に対しても積極的に応じますので、ご指導とご支援のほど、重ねてお願いいたします。

馬居政幸

調査研究の部屋

人口減少時代に備える市民協働のまちとひとつづくりのために

アーカイブ

archiveImg 静岡大学教育学部社会科教育講座の馬居研究室を基点に、私の研究室を選んでくれた学生たちに助けられながら、全国各地の研究者や実践者とともに、さらには韓国の研究パートナーと連携しながら積み重ねてきた調査・研究・教育の記録・作品を、アーカイブとしてまとめました。

 カテゴリーは「著書・分担・連載」「論考」「エッセイ」「調査・提言」の4種です。
  「単著・分担執筆・連載」では、単著は主要部分の複写・編集したものをPDFにして、分担執筆と連載は掲載書・誌・紙から複写したものを同様にPDFにし てストックします。ただし、発表時の表現様式、分量、保管状態などによって、複写では読み取りが困難と判断した場合は、発表時の草稿をもとに書き起こした ものをPDFにしてストックします。

 「論考」と「エッセイ」は掲載書・誌・紙から複写したものをPDFにしてストックします。「調査・提 言」については、原則として報告書のPDF版をストックします。しかし、「著書・分担・連載」と同様に、発表様式、分量、保管状態によっては、主要部分の 編集版や草稿に戻っての加筆修正版をPDFにしてストックすることもあります。

 いずれも、作成年次の新しい作品から順次、「表題」「掲載媒体名」「編集・出版主体」「発表年月」を記して掲載しますので、興味関心に応じて、PDF版をダウンロードして、ご一読ください。

  なお、作品によっては、「調査研究の部屋」において、プロジェクトのテーマに応じて、新たな資料やデータの分析を加味した加筆修正作業を行います。さら に、それらを一冊の本に編集して、UER-Laboによる電子出版物として世に問うことを計画していますので、ご注目ください。

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